Infrastructureエージェントの設定

インフラストラクチャエージェントを設定するには、 newrelic-infra.yml ファイルを使用します。そのデフォルトの場所は

• Linux: /etc/newrelic-infra.yml

• Windows: C:‾Program Files‾New Relic‾Newrelic-infra‾Newrelic-infra.yml

  設定ファイルのサンプルは、 インフラストラクチャ設定ファイルのテンプレート をご覧ください。

環境変数を設定するには、コンフィグファイルに記載されている変数名をすべて大文字で表記し、その前に NRIA_ を付けます。例えば、 NRIA_LICENSE_KEY のようにします。環境変数は、コンテナ化された環境でのみ使用してください。

インフラストラクチャ設定ファイルのテンプレート に記載されているオプションには、対応する環境変数が含まれており、 Env var と表示されています。環境変数は、 Infrastructure configuration settings にも記載されています。

インフラストラクチャーエージェント1.14.0以降、環境変数は設定ファイルの中で以下の表記で定義することもできます。 {{MY_ENV_VAR}} などです。

license_key: {{MY_LICENSE_KEY}}

環境変数を使用して、 オンホスト統合のコンフィグ設定を制御することができます。 その後、インフラストラクチャ・エージェントに渡すことができます。各ホスト上の統合で使用できる変数は、各統合のドキュメントに記載されており、以下のいずれかの方法で設定することができます。

インフラストラクチャエージェント1.24.1以降、passthrough_environmentは変数名の正規表現をサポートします。

• 設定ファイル内から： インフラストラクチャ設定ファイルにエントリを追加 エージェントが設定した環境変数を取得できるようにします。

  passthrough_environment:
    - HTTPS_PROXY
    - HTTP_PROXY
    - HTTP.*
    - .*

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• コマンドラインから： 別の環境変数を使って、これらの設定を通します。

  NRIA_PASSTHROUGH_ENVIRONMENT="HTTPS_PROXY,HTTP_PROXY"

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  各統合には変数のセットがあり、引数と全く同じ名前の環境変数を定義して渡すことで上書きすることができます（例えば、PORT環境変数で、 redis port引数を置き換えることができます）。

  インフラストラクチャエージェント1.14.0以降、環境変数はintegrations configファイルの中で、 {{}} という表記で定義することができるようになりました。例えば、以下のようになります。

  integration_name: com.newrelic.redis
  instances:
    - name: redis-metrics
      command: metrics
      arguments:
        hostname: localhost
        port: 6379
        password: {{MY_REDIS_PASSWORD}}

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  ヒント

  newrelic-infra サービスが、ホストで定義されたすべてのカスタム環境変数の可視性を持っていることを確認してください。 systemd などのサービスマネージャーは、デフォルトですべての環境変数を設定するわけではありません。 また、追加の手順が必要な場合もあります。