New Relic の統合 には、 Microsoft Azure Database for MySQL メトリクスなどのデータを New Relic に報告するための統合があります。このドキュメントでは、統合を有効にする方法と、報告されるデータについて説明します。
機能
New Relicは、Azure Database for MySQLサービスからデータベースデータを収集します。Azure Database for MySQLサービスは、完全に管理されたエンタープライズ対応のMySQL Communityデータベースをサービスとして提供します。このサービスでは、高可用性、弾力的なスケーリング、自動バックアップ、および静止時と移動時のデータ保護が提供されています。
New Relicを使うと、以下のことができます。
- Azure Database for MySQLのデータを事前に作成されたダッシュボードで表示します。
- カスタムクエリを実行し、データを New Relic One で視覚化します。
- データの変化を通知するアラート条件を作成します。
統合を有効にする
標準的な手順に従い、New Relic Infrastructure で Azure サービスを有効化します。
設定およびポーリング
設定オプションを使用し、ポーリングの頻度を変更し、データを絞り込むことができます。
New Relic は、デフォルトの ポーリング の間隔に従って、Azure Database サービスに問い合わせを行いますが、これはインテグレーションによって異なります。Azure Database for MySQL の統合の場合。
- ポーリングの間隔5分(推奨最大ポーリング頻度:1時間)
- 解像度は1データポイント/分
データの検索と使用
統合データを調べるには 、 one.newrelic.com > インフラストラクチャ> Azure> (統合を選択) 。
単一のデータベースに関するデータは、 AzureMySqlServerSample
イベントタイプに添付され、プロバイダー値は AzureMySqlServer
となっています。
メトリックデータ
この統合では、以下の メトリックデータを収集します 。
データベースサンプルのメトリクス
メトリック | 説明 |
---|---|
| アクティブな接続の数。 |
| 使用されたバックアップストレージ(バイト)。 |
| 接続に失敗した回数。 |
| CPUの使用率。 |
| 使用されているメモリの割合。 |
| アクティブな接続におけるネットワークアウト(単位:バイト)。 |
| アクティブな接続のネットワークイン(単位:バイト)。 |
| レプリケーション・ラグ(単位:秒)。 |
| サーバーログの保存容量の上限(単位:バイト)。 |
| サーバーログストレージの使用率。 |
| 使用されているサーバーログのストレージ容量(単位:バイト)。 |
| 利用可能なストレージの量をバイト単位で表します。 |
| 利用可能なストレージの使用率。 |
| 使用されたストレージの量(バイト)。 |
インベントリデータ
有効期限(EOL)の通知
2022年3月以降は、クラウド統合用のインベントリデータなど、いくつかの機能のサポートを終了します。この移行に向けて簡単に準備できる方法など、詳細については、 Explorers Hubの投稿 をご覧ください。
この統合では、システムの状態や構成に関する以下の インベントリデータを収集します。
azure/mysql/server/ [#inventory-sql-database]
administratorLogin
コンフィギュレーション
データベース名
データベース
ドメイン名
最早RestoreDate
ファイアウォール
geoRedundantBackup
isDataWarehouse
isReplica
MasterServerid
maxConnections
name
リージョン名
replicaCapacity
リソースグループ名
スキューキャパシティ
skuFamily
skuName
skuTier
sslEnforcement
ストレージオートグロウ
タグ
種類
userVisibleState
バージョン